鳴尾牧子二胡コンサート

なんとかギリギリ乗り切ってきました!

こんな大切なコンサートに出てくれと言われた時、一旦断りました。
凄く気合が入っているのが伝わってきたので、ちゃんとリハーサルに参加できない上に、
他の出演者を聞いて完全にビビりました。もっと適した人がいっぱいいるじゃないかと。
それでもいいから…という事でお引き受けして、本番前日から合流させていただきました。
楽譜と全体像が繋がっていざ本番へ。
隣に座っていたチェリストの齋藤さんにどれだけ助けられたか!
中胡を弾くときはだいたいチェリストに助けてもらうんですよね…
ソロ二胡の自由な部分になってよく分からなくなったら、
二胡伴奏のエキスパートの揚琴の山本さんを見ればタイミングが分かるという。
なんと心強い…

出ていた人間がいうのもアレですが、良いコンサートでしたね(笑)
後ろで演奏していても前にいる鳴尾先生の緊張感と気合が伝わってきました。

こんなメンバーで演奏する事もあまりないので貴重な経験でした。
本番前のリハーサルでかなり追い込まれたのか、楽譜に謎の書き込みが。

ちょっと一息って何でしょうか…(笑)

しかし、鳴尾先生の行動力は凄いです。
わざわざこんな大変なコンサートをしない選択もあるのに、
絶対にそんな選択はしないですね。
だから先月、急に札幌に来ちゃったりしたんですけど。
深夜に楽譜が送られてくることが度々ありましたが、
黙々とこのメンバー用の編曲をしていたんでしょうね。
当初は揚琴の山本さんと2人でのコンサートなんていう話もあったそうなのですが、
これまで一緒に演奏してきた人と演奏したいと思ったら、こんな事になったようです。
そのメンバーに選んでもらえたのは光栄なことです。
たしかにゼノカルテットも10年超えましたもんね。

そんな大変な時に、なぜ直前にCDを2枚も作ったのでしょう…
コンサートの前の日に届いてましたね…
本番直前に「ちょっとお土産があるんだけど」と小箱を渡されました。
前の日からの参加で大変だねという労いかと思ったら、
そのCDが詰められた箱でした。札幌で売ってくれとの事です。
そりゃそうだ。

購入希望の方がいらっしゃいましたら、お声がけください。

自分はフルで演奏していた訳ではありませんが、
それでもあっという間に終わってしまった気がします。
先月の札幌と今回の兵庫は関わらせていただきましたが、
まだ東北での演奏があるらしく…パワフルです。

今回はいろんな事がありました。
コンサートの次の日には1年ぶりに関西の大切な先輩方にお会いしました。
毎回こうやって相手してくれる人がいるのには感謝しかありません。

その後、空港へ。
今更ですが、なんでゼノカルを始めた時に二胡を選ばなかったかな…と思います。
まさか北海道と行き来するとは思ってなかったので、
革胡の隣で楽そうだからという理由で中胡にしたのですが、
中胡は飛行機の持ち込み荷物のサイズをオーバーしちゃいます。
二胡はギリギリ持ち込めるんですが、中胡はケースが大きいので完全にアウトです。
空港で毎回預けるのですが、「中身は何ですか?」と聞かれます。
どうせ二胡なんて言っても分からないと思うので、「弦楽器です」と伝えています。
なぜか今回のカウンターのお姉さんは「バイオリンですか?」と聞いてきました。
「ちょっと違いますが、そんなもんです。」と答えると、
「具体的に教えてくださいますか?」と追及してきます。
「たぶん言っても分からないと思いますけど…」と言っても
「とりあえず教えてください」とグイグイきます。
「二胡ですけど。」というと「あ~ニコですね。」と返ってきました。
絶対知ったかぶりだろうと思って新千歳空港で荷物を受け取ると、

漢字まで完璧に!
さすがに調べたのだろうと思いますが、あのお姉さんは二胡を知っていたのでしょうね。
飛行機を降りた後ですが、ちょっと感動でした。

そこから電車に乗って駅の駐車場に向かって車に乗ろうとしたら、ドアが開きません。
キーの電池が切れたかな?と思い、
手動でドアを開けてエンジンをかけようとしてもかかりません。
ふと上をみるとうっすら明かりが…やってしまいました。
バッテリー切れ…
ルームライトをつけっぱなしで、3日間放置していたようです。
業者の方に連絡をして呆然と真っ暗な車の中で到着を待っていたら、
鳴尾先生から連絡が。「やってしまった…」と

二胡ンサートと書いたチケットを当日まで販売していたそうです。
気づいた人もギャグかと思って本人に言わず、当日を迎えてしまったようで…
動かなくなった車の中で「やっぱりこの先生と縁があったのかな…」と痛感しました。
あんなに準備から本番まで頑張っていたのに、最後にこんなコケ方をするとは…
大変でいろいろギリギリでも、妙に順調に進んでいるのは変だなと思っていました。
ちょっと安心です。

鳴尾先生はもちろん、出演者の皆さん、運営の皆さん、お疲れさまでした!

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