どれだけこの時期を待っていたか。
やっと雪が解けてきました。まだ雪山だらけですが、もう嬉しいです。
完全に雪山が無くなったら、また半年後にはまた雪山が現れる…という思いがよぎるので
この時期がなんだかんだで一番幸せかもしれません。
まだ花粉は飛んでいないので、特に過ごしやすいですね。
最近は前から弾けるようにしておいた方が良いと言われつつ、
面倒だな…と避けていた曲を練習しています。
何の準備もせずにレッスンを受けても一生終わらない気がしたので、
先月から動画を見まくり、弾きにくい箇所を練習し、もうほぼ弾けてるんじゃないかと
思いながら、レッスンを受けたら更に沼に…やっぱり二胡の曲は奥深いです。
生徒さんから「なんかガチで練習してますね」と言われるほど真剣に練習していたようです。
ある日の最初のレッスンでリズムを読み取る練習をしている方がいました。
その場で適当に考えてホワイトボードにリズム練習を書きました。
一番簡単な方が良いだろうと開放弦だけで弾けるようにしたのが悪かったのか
どれが小節線でどれが1か分からない状態に。慌てて1の上の線を書き足しました。

1の書き方は注意ですね。
この日の生徒さん全員にこれを弾いてもらって半分以上が弾けなかったら、
いろいろ対策がいるな…と思っていたのですが、あっさり弾いてくれて安心しました。
本当にリズムには苦戦する人が多いですね。
苦戦しているという自覚があればまだ良いほうで、
意識すらしていないのが一番大変です。
二胡で大きく苦戦するところの一つが楽譜のリズム読み取れない問題です。
楽器を弾くのを諦めてしまうことにも繋がる重要問題だと思っています。
耳コピで弾いているといつか限界がきますね。
二胡の古典の曲なら正直ちょっとくらい変でもバレないのですが、
ポップスでずれると悲惨です。
二胡の曲は難しいから知っている曲で…
と選曲してその先で大変な事になるのを何度も見ました。
リズム問題で苦戦しているのは自分だけかと思い、
ほかの二胡の先生やほかの楽器の先生のレッスンを覗いてみると
レッスンの半分くらい先生の手拍子や足踏みの音が聞こえてきます。
どうしても音色や音程に集中力が持っていかれるので、
優先順位が下になるのは分かるんですけどね。
いくらこちらが伝えても実感がないと思うので、
一度発表会で弾いてその重要性を身をもって感じたら良いという事で、
ピアノ伴奏でソロで弾いてもらっています。
経験者なら分かる、家では弾けていた気がしたのに伴奏が付くと合わなくなるあの空気。
ちゃんと家でメトロノームで練習しておけば良かったという後悔。
アンサンブルで自分だけ合わないときの周囲からの圧力と気の毒な視線。
全部経験済みどころか最近もあったので、完全に自分への戒めです。
もうあんな目にはあいたくないと思った生徒さんは強いです。
それぞれ色んな対策をしているようで、こちらが勉強させられます。
最近のメトロノームは言葉で「ワン・ツー・スリー」とカウントしてくれる機能があり、
譜読みの段階では便利なようです。
これで苦戦しているのはプロも一緒なんだと思った事があります。
ある曲の伴奏で演奏する事があり、弦楽四重奏のヴィオラパートの楽譜を渡されました。
変拍子のとてもややこしい曲でした。
以前演奏したであろうヴィオラ奏者の書き込みがあったのですが、
ここは3拍子と2拍子でとれ、ここは8分でとれと結構な書き込みが。
実際の演奏ではその書き込みにかなり助けられました。
その先人に感謝でした。
なかなか大人で楽器をする人には難しい所ではあるのですが、
一生懸命問題を解決しようと頑張る生徒さんは本当に尊敬しますし、
何とかできないかとこちらも試行錯誤です。
ただ、割と安定した感じで弾いていると「もっとハラハラさせて」という変態的リクエストが
来たりするので、それはそれで大変ですけどね…

