発表会の頃には涼しくなるかな…なんていう期待は見事に裏切られました。
非常に暑い中、なんとか発表会を終えることができました。
参加した皆様、お疲れさまでした。
発表会でもお伝えしましたが、
この会は発表会というより日頃の練習が本番という状況になったときに、
どれだけの演奏になるのか試してみようという会です。
思ってたより弾けなかった人、思ったより弾けた人、
それぞれいろんな思いがあると思いますが、
今回の会を振り返って今後にどう生かすのかを研究していただければ嬉しいです。
しかし、今回もとんでもない曲たちでした。
ピアノの酒井先生がリハーサルに持ってきた楽譜の束を見て驚きました…
「それはこの発表会の楽譜ですか?」と確認してしまうほどに。
一曲一曲データを送っていたので自覚はありませんでしたが、
とんでもない量の楽譜だったようです。
「二胡ってゆっくりした曲ばかりだと思って引き受けたんですけど」
という言葉がすべてを表していました。
それぞれ皆さん、成長をしているようで感慨深いですね。
演奏を間違えてもケロッとしてるあたり、かなり慣れてきたのだなと思います。
落ち込んでるのかな?と思いきや、笑いながら帰っていく強い心。
いろいろチャレンジして失敗するくらいの方がカッコいいと思うので、
これからも色んな曲に挑戦してほしいです。
そうしていれば、いつの間にかいろんな曲を自由に弾けるようになっているはずです。
そんな中ふと思ったのが、みんなボーイングがきれいな気がしました。
それぞれ癖はあるのでしょうけど、弓が大暴れしているような人はいませんでしたね。
弦と弓の接点の圧力を意識したらどうですか?とか言っていたと思うのですが、
そのおかげか、随分と安定した弓の動きをしているなと思いました。
希望する方には動画を送りますので、参加者の中で動画希望の方はご連絡ください。
さて、今回は初めてジングルの酒井先生に伴奏をお願いしたのですが、
ふつうは五線譜を見ているピアニストと数字譜を見ている生徒さんの間で通訳のように
移動ドと固定ドの変換を自分が行います。
今回は移動ドで生徒さんが言うのをそのまま理解して会話していたのにはビックリしました。
生徒さんが「ミレド~のとこなんですけど…」というのを
それは「ラソファです」という変換役がリハーサル時の唯一の自分の仕事なのですが、
「ミレドですね~。」とちゃんと酒井先生は理解してくれていました。
なんで分かるんですか?と聞くと、合唱や移調楽器の伴奏をしているうちに慣れたそうです。
そんな事ができるんですね~!衝撃でした。
リハーサルを見ていると、いろんな発見があります。
最初の合わせの時に「どのくらいの速さで弾きますか?」と聞かれた時に
「110でお願いします」とスルっと出てくる人の多さに感心しました。
メトロノーム使って練習してくださいねと数年にわたって言ってきた効果なのか、
過去の発表会でメトロノームを使わずに練習して失敗した経験からなのか、
とにかく皆さん数字でバシッとテンポを指定してくれました。
別にテンポを指定しなくても、「これくらいで」と
ちょっと弾いてくれたら大丈夫なのですが、
普段の練習から一定のテンポで練習しているのが垣間見えた瞬間でした。
二胡の定番曲からクラシック、現代曲までなかなかバランスがとれた内容でした。
これは…という難曲もありました。
じゃあ今回はド定番を弾こうと自分は一枝花を。
伴奏譜があるし、酒井先生にも迷惑をかけないだろうと思いましたが、
ややこしい楽譜で、逆に大変だったようです。
発表会で自分が選ぶ曲はどうしても現代曲になりがちだったのですが、
生徒さんが現代曲を弾きだしたので、初めてこんな定番の曲を弾きました。
同じようなフレーズが続くので、頭の中で自分がどこにいるのか確認しながら演奏。
なかなかややこしい曲ですね…
しかし皆さん、本当によく練習してくれました。
思ったように弾けなかったとしても、得たものは大きいです。
家では弾けるのに…というのは、そりゃそうです。
人前で弾くなんていうのは、日常から逸脱した異常事態です。
そんな中で弾くために準備してきた日々が大事。
仕事があったり、家の事があったりで大変な中、よくやったと思います。
それで失敗したからと自分を否定しないでほしいですね。
この辺の話もレッスンでできればと思います。
とにかく…お疲れさまでした!

